今週のしいたけ占いで運勢を見ていたら、「今できること」と「今はできないこと」の冷静な整理が大事だと書かれていました。
なるほど、「今できること」と「今できないこと」の整理かあ…。
これは今週と言わず、仕事をしたり生きていったりするうえで、常に大切にしたい行いのように感じます。
今回の記事では、そんな「今できること」と「今できないこと」の整理方法について考えてみました。
現在、山積みのタスクに心が折れかけている人や、自分のやるべきことを見失ってしまっている方は、ぜひご参考にしてくみてください。少しでも力になれたら幸いです。
Contents
「今できること」と「今できないこと」を知る大切さ
「今できること」と「今できないこと」。
この二つがごっちゃになってしまい、山積みのタスクに忙殺されてしまうなんていう経験がある方も多いのではないでしょうか。
そして、「今できないこと」に後々気付いて「なんで引き受けてしまったのか…」と後悔したり。しかし後悔しても時すでに遅し。自分では手に負えないタスクを前に、なす術なく打ちひしがれる…なんて想像しただけでもしんどくて胃が痛くなりますよね。
そんな事態は、防ぎたい。
自分が今できることがはっきりしていれば、迷いなくそれを実行することに時間を割けるでしょう。
そして自分が今できないことを理解していれば、安請け合いしてしまったり、後々後悔したりするのを未然に防いでリスクヘッジすることができます。
というわけで、「今できること」と「今できないこと」を知るのはとても大切なことだといえるでしょう。
「今できること」と「今できないこと」を整理しよう
では、どうやって「今できること」と「今できないこと」を整理すれば良いのでしょう。
個人的には、月単位で区切って考えるのがやりやすいと感じます。
毎月、「今月は何ができるか」「何ができないか」を考えて整理し、できることを実行していく。その繰り返しをしていくことで、仕事や人生のクリアな道筋を描き続けることができるのではないでしょうか。
では、それらをどうやって整理するのか。下記にまとめてみました。
1.「今月必ずやるべきこと」を挙げる
まず、「今月必ずやるべきこと」を挙げていきます。
たとえば仕事で設けられている案件など、締め切りのあるものですね。
2.「今月個人的にやりたいと思っていること」を挙げる
次に、「今月個人的にやりたいこと」を考えていきます。
これは、マストではないけれど、自分的にはやれたら嬉しいな、楽しいなと思うことです。
3.「やりたくないこと」を挙げる
最後に、「できればやりたくないこと」を抜き出します。
それは、最初に挙げた「今月必ずやるべきこと」に含まれていることでも構いません。
4.すべての項目のなかで「今はできない」と思うことを抜き出す
並べたすべての事項のなかで、「今はできない」と思うことを抜き出しましょう。
これは感覚的に、「それをすることで、自分の未来に良い風は吹かないだろうな」と思うことでかまわないでしょう。
それがいくら重要なことでも、自分のなかで納得できていなかったり、手放すことで心が楽になったりすると思うなら迷わずばっさりといっちゃいましょう。
5. 残った「今できる」項目を吟味する
最後には、「今できること」が残るでしょう。
「今できること」はなるべく少なく、シンプルにしていくことをおすすめします。
そのため、多くの項目は「できない」フォルダに入れてしまって良いといえます。
「どうしても今月中にやらなければ自分のことを嫌いになってしまう!」というようなものや、「今月を明るく生き抜くためにこれをやるのはすっごく重要なんだ!」というものは残しましょう。
軌道修正は大切!完璧を求めすぎない
そりゃあもちろん、全部できたらかっこいいです。すごいことです。
でも、全部できる人なんてそうそういないです。
全部完璧にこなそうとして、何も得られない場合もあります。
できないことは無理にしようとせず、完璧を求めすぎないようにすることで、日々の忙しさや混沌、不安から解放されるでしょう。
予定を修正することは勇気が必要です。自分が当初考えていた理想を手放すことは、大変怖いこと。
しかし、手放したからといって自分を情けなく感じる必要はありません。
苦しみながら死ぬ気でやり切るよりも、「難しそうだから一旦やめよう」と大胆に切ってみることで、未来が切り開けることもあります。
最後に私もよく自分自身に唱えている魔法の言葉を授けます。
「できなくても死にゃあしない」。
それでは、最後までお読みただきありがとうございました!
<書いた人>
miki/ワーケーションライター。東京(の端)に生まれ育ち、日々ワーケーションを実施している。特に好きな作業場所はカフェ